立石の蒲鉾

大刀洗名物「おっ」誕生秘話 

立石の天ぷら「おっ」

「おっ」と、ネーミングした理由は、創業当時から「てんぷら」と表示していたんですが、私が二代目になり「インパクトあるパッケージにしたい!」と思い五十音の文字の中から選んだのが、
「おっ」だったんです。

単純にそれだけで名付けてみたんですが、それが今では「おっ」と驚くほど、地域の人に親しまれている商品になりました。

魚を原料に 子供が喜ぶ給食

日本の食文化が欧米化的になり、肉を食べる機会が増え、魚を食べることを嫌う子供が増えていると耳にすることが増え、子供達の食生活に向けての取組みを始めました。天ぷらなどの原料には魚肉を使うので、これならば魚嫌いの子供でも食べてくれると思い地域の小学校の給食で指定納入のために、さまざまな厳しい条件をクリアしました。

そして、給食の材料として指定納入させていただいている、地元の小学校から子供たちからの感謝の言葉を頂きました。

安心・安全 地域の皆さまから愛される蒲鉾・天ぷら

子供たちにも美味しくて安心の蒲鉾や天ぷらを食べてほしいという想いから、衛生面などにも細心の注意を払い、安心・安全を意識しています。

工場のスタッフたちは、皆、お客様の喜ぶ顔をを思い浮かべながら丁寧に蒲鉾や天ぷらなどを作っています。 いつも頑張ってくれる仲間と、みんなのおかげで商品をお客様に届けることができます。

受け継がれたおいしさの秘訣

立石の蒲鉾は、自然いっぱいの大刀洗町生まれ。海ではなくどちらかといえば山の近く。開業当初、地域の方々は離れた港町で作ったものを持ってくるよりも、地元で出来立ての蒲鉾を食べられるのを喜ばれました。現在は大分自動車道インターが近く、交通網が発達し、原料となるすり身を冷凍車で新鮮なままを運んできます。

 

蒲鉾は、先代から受け継いだ配合をベースにし、グレードの高いすり身を使いそれを変えないことを心掛けています。

天ぷらは、極力デンプンを少なくして、冷えても素材が固くならないための工夫をしています。ふわりとした口当たり、そして、ほど良い弾力。昔より、変わらぬ味と食感を作り続けています。